後見人の場合、後見人を辞めることができない、といったデメリットがあるので、いずれ後見人をつける時は来るだろうと思ってます。
しかし、後見人に関するセミナーを聞いて思ったのは、親族が後見人になると、財産管理のことで揉めることになりそうだし、かといって弁護士などに後見人になってもらうにしても、その人柄をみて判断しないといけないので難しい面もあり、使い勝手が悪い、というのが正直なところです。
そんなことを思っていたところに入ってきたのが、家族信託のニュース。
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親の認知症などに備え 家族信託で資産託す
記事は、認知症になった時の備えとして、家族信託をを紹介してます。「家族信託の対象になるのは、『現金』『不動産』『未上場株式』の主に3つ」だそうですが、発達障害の子供のいる家庭でも十分使えそうな感じですね。
また、「家族信託では、信託開始時に費用はかかりますが、継続した費用はかからないのが一般的です。またすべての信託財産を託す必要はなく、途中で追加することも可能」ということなので、実際に家族信託を利用する際には、そのあたりのメリット、デメリットを理解したうえで、手続きをしたほうが良さそうです。