豪雪地帯、ではなく、ちょっと遠出した時に積雪のある地域に入ることがある、というレベルである私にとって、最近、オートバックスのチラシなどに出てくるオールシーズンタイヤは、気になるタイヤです。
ただ、オールシーズンタイヤで気になるのは、雪道での性能。
スタッドレスタイヤほどの性能はないとは思いますが、どの程度雪道で安心して走れるのか。それが気になりますね。
https://kuruma-news.jp/post/436490 の記事では、ブリヂストンの広報担当者のコメントとして、
「オールシーズンタイヤは全天候を考慮したものであり、冬の氷上/雪上路面の走行に特化したものではありません。
ブリヂストンでは、凍結路などを走行する可能性がある場合はスタッドレスタイヤを推奨しています」
と紹介しています。
つまり、積雪の道路ならいいけど、アイスバーンのような凍結した道路ではおすすめではない、ということですね。
となると、早朝や深夜といった温度の下がって道路が凍結する可能性の高い時間帯を走るのでなければ、スタッドレスではなくオールシーズンタイヤを選ぶ、という選択もいいかもしれません。
また、高速道路では「冬用タイヤ規制」の場合、従来はスタッドレスタイヤでないといけなかったのですが、今は、「冬用タイヤ規制」であっても高速道路を走ることのできるオールシーズンタイヤも登場しています。その場合、タイヤの側面に「スノーフレークマーク」という山のシルエットのなかに雪の結晶が刻印されたマークがあるそうです。
しかし、「チェーン装着車以外通行止め」の規制の場合は、オールシーズンタイヤはもちろんスタッドレスタイヤであっても、チェーン装着が必須になるので、注意が必要です。