自転車で通学している高校生の子どもが、立て続けにタイヤをパンク。
そこで、パンクしないタイヤってあるのかな?と思い、調べてみました。
結果、「パンクしないタイヤ」には大きく3種類あることがわかりました。
1. ノーパンクタイヤ
タイヤ内部に空洞がなく、ジェルやウレタンなどの固形素材で満たされている。チューブがないため、空気漏れやパンクの心配がない。
* 利点:
* パンクしない
* メンテナンスフリー
* 欠点:
* 乗り心地が硬い
* 種類が少ない
* 価格が高い
2. 耐パンクタイヤ
* パンク防止層が厚く、パンクしにくい構造になっている。
* 従来のタイヤと比べて、パンクのリスクが大幅に低減されている。
* 利点:
* パンクしにくい
* 種類が多い
* 欠点:
* ノーパンクタイヤほどではないが、完全ではない
* 若干重くなる
3. 耐摩耗タイヤ
* ゴムの部分が従来のタイヤより厚い
* サイドも厚いので空気不足によるパンク防止
特に学生さんとか、通勤で頻繁に乗る方にはおすすめしてます。
走る分だけパンクや摩耗のリスクは高くなりますから。
* 利点:
* 種類が多い
* 欠点:
* ゴムの厚みが増すほど重くなる
* ノーマルタイヤより割高
こうして見てみると、どうやらパンクしないタイヤとして流通しているのは、耐摩耗タイヤのようです。
パンクのリスクはあるにも関わらず、ノーパンクタイヤや耐パンクタイヤが一般的になってないのは、乗り心地の悪さ。
自転車は(電動アシストを除けば)、自力で運転するもの。それだけに、ノーパンクタイヤや耐パンクタイヤでは、乗る方の負担が大きすぎて、実際に使っている方はほとんどいない、というのが実情のようです。
そう考えると、パンクというリスクを減らすタイヤとしては、学生などの普段自転車を使用する頻度の高い方の場合、耐摩耗タイヤがのおすすめのようです。