投資信託を初めて、かれこれ7年になりますが、順調に資産は増えてします。
といっても、月々5千円の投資なので、それほど莫大に増えたというわけではありませんが。
それでも、金利が低金利の状況なので、郵便局や銀行の預けるよりもメリットはあったかな、と思っています。
投資信託を始める時は、正直とても怖いと思いました。
何しろ、それまで普通預金や定期預金といった元本保証でしかお金を運用した経験はありませんでしたし、そのころは丁度FXが話題になっていて、それで大幅にお金を失くしたということもニュースで報じられていた時期でしたから。
それでも、金利頼みでいくにしても限界がある、ましてや、ウチには重度の知的障害のある自閉症の発達障害の子どもがいる、その子のためにも資産を増やしておかないと不安がある、といった様々な思いから、投資信託をすることにしました。
とはいえ、年収が300万程度しかない生活なので、資産運用をする商品選びは慎重に進めました。本を読んだり、ネットで検索して調べたり。
そして、まずは証券会社で口座がないと、そもそも投資信託をできないということも知り(実際はそうではありませんでしたが)、まずは証券会社で口座を開設しました。
それ自体は大し難しいことではなかったのですが、問題はどんな商品を選ぶか、という点でした。
私が一番注目したのは、運用している間にかかるコストです。いくらリターンの多い金融商品であっても、維持費が高額であっては、せっかくの儲けがなくなってしまいます。
なので、金利よりも、まず第一にチェックすべきはコストです。
それを注視して選んだのは、セゾン投信と三井住友TAM-SBI資産設計オープン(資産成長型)です。
セゾン投信は証券会社の口座がなくてもできますが、三井住友TAM-SBI資産設計オープン(資産成長型)のほうは、証券会社の口座が必要です。
2011年から資産運用を初めてますが、三井住友TAM-SBI資産設計オープン(資産成長型)で、252,871円の投資に対し、299,218円のリターンになっています。率にすれば、+17.23%の率になります。
結果として、今はそういう結果になってますが、実際にはマイナスの時もあります。
年別のサマリーを見てみると、2015年と2018年はそれぞれ-0.27%、-2.95%のマイナスの率になっていました。
しかし、ここで気にするのは、その時その時の評価ではなく、長期目線での評価です。もし、2015年の時に焦って解約してしまったら、今のトータルリターンはなかったわけです。
2018年の現時点では確かにマイナスの率ですが、下がっている時も、上がっている時と同じように投資することで、実はリスクの分散ができているんです。(ドルコスト平均法というそうです)
絶対儲かる、と言えないのが投資信託ですが、長期目線で資産運用するというのは大事なことだと思います。