不登校の原因は、家庭にある。そう妻から指摘されました。
長女は、2019年6月から不登校になっています。ちょうど、不登校になり始めたころ、私が学校まで長女を送ったことがありました。
学校の先生からは、学校に来さえすればなんとかなるので、と言われていたので、当時は気軽にそうなのかな、と思い、連れて行きました。
しかし、長女は、泣き叫ぶようにして、頑なに車から降りようとしませんでした。そんな長女の様子を見て、学校に行かせるのはやめよう、と思い、不登校が始まりました。
そういう経緯があったので、私は学校の先生のせいで不登校になった。そう思ってました。
そして、長女が不登校になっている特別支援学校から、進路説明会の案内が届きました。
妻は、行きたいけど、行けば長女の様子を聞かれるのでイヤだ、というので私が行く、ということになりました。
そして、同じクラスの生徒の保護者の方が、自分の子どものせいで不登校になったのでは、ととても心配している、という話になり、私が、先生のせいで・・・というと、冒頭の指摘を妻からされました。
学校の先生のせいではなく、長女にとって、家にも居場所がなかったからこうなったんだ、と。
思い起こせば、長女は、どこかに出かけるにしても、素直についてきてくれました。
車から降りるよ、といえば、スグに降りましたし、散歩に行くよ、と言えば、一緒に散歩にも行くことができました。
いつも素直についてきてくれたので、それが当然のことのように思ってました。
でも、長女の中では、沸々と不満というマグマが溜まっていたようです。
それに、私も妻も気づくことができなかったようです。
その結果として、今の状態があります。
今、長女は気に入らないことがあると、壁を叩いたり、モノを投げたり、時にはパニック状態になることもあります。
長女は言葉を話すことができないので、すべての主張を把握することができるわけではないです。また、ドライブに行きたいというアピールがあったとしても、どうしても難しい、という時も正直あります。
それらのバランスが難しい部分としてありますが、不登校の原因が学校ではなく、家庭にある、ということは常に自覚する必要があると思っています。