高校は、卒業しておいたほうがいい。それが、結論ですね。
先日、特別支援学校の中等部の先生と妻とで、個人懇談がありました。長女が不登校中ということで、話は進路の話に。
特別支援学校は高等部まであるのですが、仮に中等部で卒業となった場合、事業所で受け入れてくれる所はまずない、そうです。
というのも、事業所として、当然、毎日、ちゃんと来てくれる方に入所してほしいし、来られない方をフォローする余裕もない。
また、事業所としても、中等部の生徒よりも、高等部の生徒をできれば採用したい、と学校との兼ね合いもあって考えている所がほとんど。
しかし、高等部に進学できれば、学校の授業が終わった後でも、先生がそういったフォローができる。
そして、へぇーと思ったのが、事業所としては仕事ができるどうか、というのは余り重視していないそうです(それがいいのか、悪いのかは別として)。それよりもむしろ、ちやんと来てくれるかどうか。そちらのほうを重視している。
そういった意味では、来るのか来ないのか、といった曖昧な状況が一番困る、ということのようです。
そうした話のあと、先生から提案されたのが、少しずつ学校に来るようにする、という方法。最初は、1ヶ月に一回(来る時間はいつでもよい)学校に行くようにして、徐々に2週間に一回、1週間に一回、というふうに頻度を増やしていく、というもの。そして、学校に来た時は、長女にとって楽しかった、と思われるようにしたい。そうも言ってくれたそうです。
学校の先生の好意は、とてもありがたいと思いました。
ただ、今の長女の現状を考えると、とてもハードルが高いなぁというのが、正直な感想です。
今の長女は、ドライブか外出する歳の、唯一の手段。その長女を学校に連れて行くというのは、私たち親と長女との信頼を失なうことになる可能がある。そう思えるからです。
なので、先生の提案はとてもありがたいのですが、今は、親と長女との信頼を作り、家が長女にとって、居心地のいい場所だと思ってもらうのが、最優先かな、と思います。