共生型サービスとは、もともと別々だった介護サービスと障害福祉サービスを、一つの事業所でまとめて提供できるようにした制度で、
2018年に始まったそうです。(私自身、最近知ったのですが)
つまり、最近始まったサービスではなく、始まってから7年経過してる、というわけです。
ですが、2024年10月の時点で、大阪府には153の共生型サービス事業所があるのに対して、
石川県や徳島県はわずか5か所と、ばらつきがあるようです。
現状は、障害者が65歳以上になると、障害福祉よりも介護が優先され、一般的にはこれまでサービスを受けていた障害福祉の事業所から、
介護サービスを提供している別の事業所に移行することになるそうです。
共生型サービスが増えていない理由は、介護と障害福祉の両方の知識が必要で事務作業も複雑なこと。
確かに、介護と障害福祉ではまったく知識が異なるので無理もない、とは思いますが、
障害者が高齢になり介護が必要になったから介護サービスの事業所での対応を、といっても、
介護サービスの事業所で障害者の知識がないと対応しきれないと思います。
そう思うと、少しでも事務作業を簡略化することで、共生型サービスが増えていくのを願っています。