重度の知的障害のある自閉症のある子どもをもつ親ではありますが、この、「羞明(しゅうめい)」という障害のことは、恥ずかしながら知りませんでした。
しかも、厚生労働省の障害者総合福祉推進事業で、「羞明(まぶしさ)等の症状により日常生活に困難を来している方々に対する調査研究」が今年度から始まったということも。
そして、多くの方に知られてないが故に、不審者として通報され、警察官に職務質問される、そういうケースもあるようです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e60dce4b1b7f3b9cdc0326b7bd8ea8a475ef19c3 の記事の中でも書かれてますが、その際、警察官から懐中電灯を向けられ、サングラスを取るように言われたりすることもあるそうです。しかし、羞明の患者にとっては、裸眼で懐中電灯の光を当てられるのは、凶器を向けられることに等しいこと。
なので、診断書を書いてほしい、と要望する方もいるそうです。
今でこそ、発達障害は、一般的なキーワードになりましたが、まだまだ知られてない障害がある、ということを今回のニュースで知りました。
こうした障害で、悩んだり、苦しむ人がいない世の中になることを、祈ります。