個人賠償保険の補償範囲は、よく確認したほうがいい。そう思ったケースがありました。
子どもが通う中学校から、学校や家庭で使う「学習用タブレットの破損・故障等への対応について」という文書が届きました。
ウチは、子どもが個人賠償保険に加入しているから大丈夫、と思っていたのですが、学校から配布された文書を読むと、個人賠償保険の補償範囲の損害額を確認したほうがいい、とのこと。
学校からの文書によると、損害額が「新価額」なら補償は同性能の新品として補償されるけど、「時価額」の場合、減価償却された現状品の価値となるそうです。
ちなみに、減価償却とは、「時間が経つにつれてその価値が減っていく」という考え方。つまり、タブレットの購入価格が9万円だとすると、一年目は9万円の価値があるけど、2年目は6万円、3年目は3万円の価値しかない。ざっくりいうと、そんな感じです。
なので、時価額の保険の場合、使っている期間が長くなるほど、補償金額も下がる、というわけですね。
で、ウチの加入している保険の場合は、というと、「時価額」の補償になっていました。
個人賠償保険は、自転車保険にも対応していたり、クレジットカードに付帯していたりしているので、加入している方もいると思いますが、補償金額が「新価額」なのか、「時価額」なのか、確認しておくと安心ですね。