自閉症の長女ががイライラしていることがあるのですが、長女は言葉を話すことができません。そのため、怒っているのはわかるのだけど、どうすればよいのかわかりません。そんななか、アンガーマネジメントというものを知り、アンガーマネジメントの講習に参加したことがあります。
アンガーマネジメントとは、「怒らないことを目指すものではありません。違いを受け入れ、人間関係を良くする心理トレーニング」です(アンガーマネジメント協会 アンガーマネジメントとは? より引用)。
そのアンガーマネジメントの代表的な方法に、6秒ルールというものがあります。
どんな怒りであっても、6秒経過すればピークよりも怒りはクールダウンする、というものです。
そのアンガーマネジメントの講習を聞いたあと、長男がよくイライラしていることがあったので、好きなポケモンの名前を20個挙げてみて、と言ってみました。しかし、イライラしている時に、わざわざポケモンの名前を考える、というのも無理な話。結局、効果はなし。
そして、自閉症の長女はというと、彼女もよくイライラしているのですが、長女の動きを見ていると、イライラの原因となる対象がある場合、そこから離れるようにしている、というのがわかりました。
自分のことに置き換えても、イライラする相手が目の前にいるのに、6秒数えるなんてのは無理な話。むしろ、その場から離れるほうが、利にかなっていますよね。
なので、イライラしている場合は、その場を離れる、というのが、いいかもしれません。
アンガーマネジメントがどういうものなのか、は以下の本が図解入りなので、わかりやすいと思います。(試し読みもできます)。