長男が心療内科を受診することに。
心療内科を子どもが受診したことのある方によると、医者は聞いたことは答えてくれるけど、子供と話した内容については、子供のプライバシーの保護のためか、それ以上のことは話してくれない、そうです。
そのため、心療内科を受診するにあたって、親として、何を医者に聞けば良いのか調べてみました。
すると、意外なことに、心療内科というか、精神科の医者は診断名を言わないケースが多いのだそうです。
診断名がはっきりしないと、処方する薬とかが困るのでは、と思ったのですが、そうとも言えないようです。
というのも、精神科の病気というのは、具体的にコレといった診断をしづらいため、薬は病名に応じてというより、症状に併せて処方しているそうです。
精神の病気というのは、いろんな病気の状況が絡んでいるので、具体的にこれといった病名を伝えられないというのも、関係しているそうです。
虹を連想してもらうとわかりやすいのですが、虹は七色と日本では言われていますが、実際に七つの色がはっきりと区別できるわけでなく、グラデーションのように徐々に変わっています。
精神の病気も同じで、仮にうつ病の症状があったとしても、単にうつ病と判断することはできず、他の病気の症状もあることもあるため、これといった病名は伝えられないようです。
また、診断名がはっきりさせてしまうことで、患者に余計な負担をかけないという意図もあるようです。(これはガン患者の場合に、よく聞く話とですね)
そのため、精神科の場合、診断名は伝えないケースがほとんど、ということのようです。