中学校の支援学級の説明会があり、妻がそれに参加してきて、ショックを受けたようです。
というのも、中学の支援学級は、小学校と違い、作業という授業が時間割に組み込まれてました。説明会を開催した学校側の説明では、手に職を付けることを目的としているのだそうです。
しかし、それは重度の発達障害の子供の場合は有効かと思うのですが、いわゆるグレーゾーンの子供の場合、あまり効果的ではないような気がします。むしろ、親の立場としては、グレーゾーンの子供の場合は、むしろ普通級のクラスで授業を受けられる力を支援級で付けるようなことをしてくれるとありがたい、というのが正直なところです。
そういう時間割なので、中学で支援級の子供の進路としては、当然、普通科の高校に進む子供というのは、とても少ないようです。
見学をした中学の支援学校の生徒の進路としては、特別支援学校の高等部に入学するケースや、専門学校に進学するケースが多いようです。あるいは、就労支援の事業所に進むというパターンもあるようです。
しかし、それらもやはり、重度の発達障害のある子供の場合の進路のように見えて、できれば高校は普通科に入学させたい、と思っている私たちにとっては、釈然としないものがありました。
支援級に通っている子供は、国語力が低いので、国語の力をつけてもらえれば、と思ってます。