不登校特例校。不登校の子どもが増え続けているために、創設された学校のこと、のようですが、私は、そういった学校があることをこの記事を読むまで知りませんでした。
↓
https://news.yahoo.co.jp/articles/5c458ff7a7165de963b067ed95e49a2a58031a05
不登校特例校は、「学習指導要領にとらわれずに不登校の子供の実態にあったカリキュラムを柔軟に組めるのが特徴」で、例えば、京都市立洛友(らくゆう)中学校では、「年間の授業時間も標準より2割程度少ない770~780時間にして、ゆったりとカリキュラム」を組んでいるそうです。
9月現在、京都や奈良、愛知、東京など8都道府県に、不登校特例校が小中高校があるそうですが、数が15校(公立6、私立9)しかないとのこと。
しかし、その不登校特例校に通うことで、自分に自信を取り戻し、いろんなことにチャレンジする生徒もいる、という記事を読むと、もっとこういった学校が増えてくれることを願うばかりです。
ちなみに、その不登校特例校で重要視しているのは、学校に通えなかった分の学習内容を取り戻すことよりも、まず学校で過ごせること。
そのため、星槎(せいさ)名古屋中学校では、「授業はすべてライブ配信し、生徒は校内の別室「ステップアップルーム」や自宅で授業を受ければ出席扱い」になるという仕組みを取り入れているそうです。また、始業時間は午後1時半、終業時間は午後6時15分で、一般的な中学校と異なる時間帯にして、「朝起きれない起立性調節障害の生徒や、登下校時に地域の中学校に通う同級生と顔を合わせたくないという生徒」の気持ちに沿った対応をしている学校もあるようです。
そういった対応により、学校に通えた、自分はこれでいいんだ、という自信を取り戻し、いろんなことにチャレンジできるようになっていくようですね。