スマホ依存かもしれない、と思われる中学生の子供の対策を調べました。
まず見つけたのが、Googleの元社員の方の対策方法。
ですが、それはスマホを取り上げるほどではないものの、かなり強制力のある方法。
【グーグル元社員が考案】一瞬で「スマホ依存」をやめられる方法 では、その方法をこう書いてあります。
1. 「ソーシャル系アプリ」を削除する
2. ゲーム、ニュースアプリ、YouTubeのような動画ストリーミングアプリなど、おもしろいコンテンツを供給してくれるアプリをすべて削除する
3. 「メールアカウント」を削除する
4. 「ウェブブラウザ」を無効にする
5. 「それ以外のすべて」を残す(カレンダー、マップ、天気予報など、ツールアプリと、使いたくてうずうずしないアプリは残す)
(P.124-126)
しかも、これは基本。
さらに、記事によると、「『SNSなどを使い終えたら毎回ログアウトする』『入力しにくくて絶対に覚えられない複雑なパスワードにする』など、アプリへのアクセスまでにいくつもの障害物を設けている」そうです。
さすがにここまですれば、スマホ依存はなくなるかな、とは思います。
しかし、これは本人自身の意思でやっている場合に効果的な方法かな、と思います。
今回の場合、中学生の子供のスマホ依存対策が課題。
なので、上記の方法は効果はありそうですが、採用は無理ということに。
続けて調べてみると出てきたのが、nhkの記事。
しかも、一か月ほど前にテレビで放送していた内容から作成したもの(スマートフォン依存に注意!解決のポイントは? で、それによると、スマホを取り上げるのは「逆効果」なんだそうです。
相手の合意なく、スマホを取り上げてしまうことは、たとえ家族であっても信頼関係を失うことになるため、おすすめできない、とのこと。
その点は理解しているので、スマホを使っているのが子供とはいえ、いきなり取り上げる、はしないつもりです。
では、どうすればいいのか。
それは、「本人の思いに寄り添い、頭ごなしに否定しない」「スモールステップを心がける」ことなんだそうです。
「スマートフォンに依存する人は、人と話したり、説明したりすることが苦手な傾向が」あり、自分の思いを話して、問題を解決できたという経験よりも、否定されたという経験をしたケースが多いようです。
しかし、普段、スマホでしていることなら、本人も話をしやすいと思います。
なので、スマホで何をしているの?どんなゲームをプレイしているの?といった話題を振れば、相手も話しやすい内容なので、会話が弾むと思います。
そうした会話を続けることで、お互いの信頼関係を作ること。
それが大事なポイントの一つのようです。
そして、スモールステップを心がけること。
これは、一気にスマホ依存をなくすことは無理なので、少しずつ、スマホをいじる時間減らす、ということですね。
ウチの場合、子どもにスマホを持たせる時に、約束事を書いた紙に、本人に自筆で書いてもらい、約束をしました。
その中に、スマホの利用時間のことを書いてもいたので、それをまずどうしたら守れるか、話をしてみようと思います。
スマホ依存の対策として、iPhoneでは、「スクリーンタイム」という機能があり、それを利用すればよいようです。
しかし、androidの場合、そういった機能はないようです。
ただ、それに類似したアプリはいくつかあります。
それらのアプリのレビューや概要などを調べたのですが、その中でいいな、と思ったのが、
スマホ依存対策 スクリーンタイム (StayFree)。
このアプリのいいところは、一切広告表示が出ない、パスワードがなければ設定を変更できなくすることができる(つまり保護者が設定・管理できる)という点ですね。
ただ、機能が多いそうなので、設定に時間を取られすぎると本末転倒になるので、注意が必要ですが(笑)。
また、余談ですが、発達障害の人に、スマホ依存になる傾向が強いそうです。
確かに、ウチの子供も軽度の自閉症で、人とのコミュニケーションが苦手な部分があるので、そういった意味では、スマホ依存になる要因があったともいえるかもしれません。
なので、発達障害の子供を持たれる保護者の方が、子どもにスマホを持たせる場合は、最初のルール作りや、先ほど挙げたスマホ依存対策のアプリをあらかじめ入れておくといった対策をとっておいたほうがいいかもしれませんね。