統合失調症とは、「こころや考えがまとまりづらくなってしまう病気」です(統合失調症|こころの病気を知る|メンタルヘルス|厚生労働省 から 引用)。
特徴的な症状は、幻覚と妄想です。
幻覚の中でも、幻聴が多くみられるようです。そのため、周囲から見ると、ブツブツと独り言を言っている、(実際にはないのに)悪口を言われたと被害を訴える、話がまとまらず支離滅裂になる、他の人と関わらず一人でいることが多い、といったことがあるようです。
また、統合失調症|こころの病気を知る|メンタルヘルス|厚生労働省 によると、
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認知機能の障害:
日常生活における理解力が低下したり、記憶力が低下して、社会生活における問題解決能力が低下します。
会話や行動の障害:
話にまとまりがなく、何が言いたいのかわからない・相手の話の内容がつかめない
作業のミスが多い
意欲の障害:
打ち込んできた趣味、楽しみにしていたことに興味を示さなくなった
人づきあいを避けて、引きこもるようになった
何もせずにゴロゴロしている
身なりにまったくかまわなくなり、入浴もしない
感情の障害:
感情の動きが少なくなる
他人の感情や表情についての理解が苦手になる
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今回、なぜ、統合失調症のことを書いたか、というと、妻が、不登校の長女が、統合失調症ではないか、と言い出したから、です。
妻が調べた感じでは、長女の症状と似ている箇所がある、と。
確かに、長女は、夜、寝室で部屋の天井付近の角のあたりをよく見ます。また、食事の時も、リビングの扉の上部辺りをジッと見ていることがありますし、何かを目で追っている時もあります(何を追っているのか、視線の先を見ても、私たちにはわからないです)。
また、先ほど引用した、「人づきあいを避けて、引きこもるようになった」「何もせずにゴロゴロしている」も該当するといえばそうなのかもしれません。
ただ、長女は言葉を話せません。こちらの言ったことはわかっているようですが、長女の返答してわかるのは、手合わせをして叩くことくらい。そのため、怒ったり泣いたりしても、なぜ、そうなのかがわからないことのほうが多いのです。
なので、妻の言う、統合失調症なのかどうか、というのは、私は半信半疑です。
児童精神科に定期的に通って(といっても、長女は診察を受けられないので、もっぱら妻が問診を受ける形ですが)いるので、一度、診察(その方法で診察になるのか疑問もありますが)を受けてみる必要があると思っています。