新型コロナウイルスの対策の一つは、体調不良の人がいても、他人を助けるのはダメ、ということを痛感しました。
帰宅途中、サイクリングに出掛けたものの、体調不良になった、という少年を車に乗せて、帰宅途中にあるコンビニまで送りました。
最初は、体調不良で困っているということだったので、深く考えず、車に乗せたのですが、運転しつつ、乗せてしまったことを後悔。
新型コロナウイルスの問題が出ている状況でもあり、体調がすぐれないよはいえ、見知らぬ他人を乗せるのは、とても危険度が高い。それが、運転しながらわかってきたので、少年を車から降ろしたあと、窓を全開にして、自宅に帰宅。
妻に事情を話すと、まずは服を脱いで、お風呂に入るように言われました。といっても、衣類も新型コロナウィルスが付着している可能性があるので、屋外で脱ぎました。そして、お風呂では、頭から体の隅々まで洗うまでは湯船に入るな、との指示。
そして、お風呂から出て、晩ごはんを食べたのは、午後8時30分すぎ。帰宅したのが6時すぎだったので、2時間半近く経過していたことに。
翌朝は、5時30分過ぎから車や荷物の除菌作業。ナイロンの手袋を両手にはめ、当然マスクも着用。カバンの外側にウイルスが付着している可能性があるので、妻がカバンを開け、外気に触れていない内側にある荷物を私が取り出す、という流れで、荷物を取り出しました。
そして、そのあとは、腕時計やスマホなど、外気に触れたり、私が帰宅したときに触ってしまったものなどを、除菌シートで除菌。
荷物の除菌作業が終わったあと、いよいよ車の除菌作業。まずは、少年が触ったドアノブなどをアルコール消毒。そして、座った座席やその周囲もスプレーでアルコール消毒。アルコールを吹き掛けたところを、キッチンペーパーで拭いていたのですが、私のやり方を見た妻が、「同じ方向に拭かないとダメ」と一言。どうやら反復すると、除菌にならない、ようです。そして、私が座った運転席の周囲も除菌。ドアノブはもちろんのこと、ハンドル、ウィンカーレバー、カーオーディオの操作パネル、ギアチェンジのシフトレバーなど、私が運転中に触ったと思われるところは、すべてにアルコール消毒。
結局、朝ごはんを食べることができたのは、朝の7時でした。
果たして、少年が本当にコロナウイルスにかかっていたのかどうかは、わかりません。
でも、困っている人を助けたのに、それを後悔することになる。改めて、コロナウイルスは怖い、と思いました。